不動産、マイホーム購入前、マンションや一戸建・建売住宅の売買取引だけにポイントがあるかのように言われていますが、実はそれ以外にも大事な所があるのです。
不動産の取引や契約では、中古のマンションや一戸建・建売住宅として面積や築年数のほか権利に関する内容が主体であり、建物や建築物の本質的なことにはほぼ触れられていません。
そうなんです!
マンションや一戸建・建売住宅等の不動産取引では、その建物や建築物に「瑕疵があるかも?」「欠陥があるかも?」と言う物件の状況報告は、所有者や売主の自己申告に任されているのが現実です。
新築分譲のマンションや戸建、建売住宅等の一戸建はどうでしょうか?
新築時にしても内覧会や竣工検査と言う立会いはあるものの、専門家でない買主がちょっと見ただけで、その施工状態の不具合や瑕疵や欠陥の状況を認識できるでしょうか?
念願のマイホーム・マンションや一戸建・建売住宅等を手に入れて、今後数十年間住宅ローンを払い続ける「買主」にとってこのような状況でよいのでしょうか?
これからのマンションや一戸建・建売住宅等の不動産購入は、「自分の身は自分で守る」時代です。
横浜住宅建築相談所でも、売主、施工者でない第三者建物調査、竣工前建物調査を内覧会同行調査として有料で実施しております。
マンションや一戸建・建売住宅等の売主側、施工側でない立場の第三者の建築の専門家(=建築士等)が内覧会実施時に購入予定建物を調査・検査します。
欠陥住宅問題を多数取扱って来た経験があるものとして、「客観的な第三者の立場」でアドバイスしてくれる専門家に、内覧会時に建物、建築物を同行調査してもらう機会を増やすことが、ひいては欠陥住宅をつかまないための予防的措置だと考えています。